AI 技術は、目まぐるしいスピードで進化を続けています。
代表が生成 AI の学習を始めた黎明期、その技術はまだ商用利用に耐えうるものではなく、ブランドの現場で活用されること自体、想像もできませんでした。未経験の立場からキャリアをスタートさせた代表は、技術の進化とともに継続的な学習を重ね、オーストラリアのブランド企業からの制作オファーを起点に、本格的なキャリアを歩み始めました。
それから半年、一年と時間を重ねるなかで、技術は大きく変わりました。プロのカメラマンが撮影したような質感のビジュアルを数分で生み出し、これまで多くの専門家を必要とした映像領域の難しい表現も破綻なく実現させることができ、テキスト入力を中心とした新しいワークフローによって、経験の有無を問わず制作できるところまで、技術は発展しています。
私たちはこの技術を正しく伝え、ブランド企業のコミュニケーションを変革するために存在します。
一方で、技術の発展は新たな課題も生んでいます。誤った使い方は意図しない伝わり方を招き、時にブランド毀損につながります。著作権やスタイルの権利をめぐる問題も顕在化しています。私たちは、グローバルブランドの実案件を通してこうした課題と意思決定の現場に向き合い、リアルな制作実績を積み重ねてきました。
その経験から私たちが重要だと考えるのは、第一歩目となる学習機会の獲得です。AI ツールは月数千円から数万円ほどの費用で、どの規模のブランドも、個人さえも活用できます。しかし本質は、ツールを「使う」ことではなく、使う側の人材が一定のリテラシーを備えることにあります。私たちの研修事業では、AI 画像が生成される仕組み、LLM やチャット型 AI の技術背景、著作権、ブランドが安全に活用するための要点、そして AI 時代にブランドを取り巻く環境がどう変化しているのかをお伝えしています。
なぜブランドは AI を活用するのか。この問いに対して、私たちはその答えを持っています。
これからは、高品質なクリエイティブを高速かつ大量に世の中へ届けることが当たり前になります。かつて高品質なビジュアルはブランドの差別化要因でした。しかしコンテンツ量が増え、誰もが高品質な表現を公開できるようになった今、従来のコミュニケーションでは差別化が難しくなります。トップブランドはその変化をいち早く捉え、ブランドの均一化を防ぐために、AI を活用したアイデアの PoC(概念実証)を進めています。
私たちは欧州主要コングロマリット企業であるケリンググループの正式ベンダーをはじめ、これまで 10 都市・20 社以上のブランド企業に、AI 技術を活用したブランドコミュニケーションの設計とクリエイティブの制作・納品を行ってきました。これらの実績を背景に、企画から PoC 開発までをともに進め、国内および業界における事例創出を支援します。
学習機会を経たブランドは、やがて AI 技術を社内で運用するフェーズへと入ります。わたしたちは、実案件で培った知見を元にブランド組織で AI 技術を活用するための運用フレームワークを開発し、その導入を支援することで、ブランド素材の編集を内製化するお手伝いをしています。あるブランドでは、5 名のチームが 4 週間で 7,000 シーンを生成しました。正しく AI を活用できれば、ブランド素材は社内に蓄積され、今後のコミュニケーションにおける資産となっていきます。
技術支援も行っています。業界最大の指標であるクリエイティブパートナーシッププログラム——世界中の制作者・アーティストのなかから、プラットフォーム企業の招待または審査によって承認された個人のみが参加できる——その参加実績を持つ技術者をアサインし、常に最先端のアップデートを取り入れられる体制をつくります。弊社の代表は、ブランド企業向けに制作を行う技術者として、このプログラムにおいて日本人最多数の参加実績を保有しています。
そして、生成 AI によるブランドコミュニケーションの設計から構築までを一貫してお任せいただける伴走型のリテーナープランもご用意しています。3 ヶ月・6 ヶ月・12 ヶ月の期間のなかで、業界・市場調査、コンセプト立案、企画開発、制作までを一貫して担い、トップブランドがなぜ今 AI を活用するのかという背景と、私たちが提唱する「ブランドコミュニケーション 3.0」の理念に基づいて設計・構築します。すべてのサービスにおいて、事前の NDA 締結、ブランドガイドラインの理解と調整を前提とし、これまでの実績をもとに構築した独自のワークフローで柔軟に対応します。
私たちのミッションは、AI 時代のブランド運営に取り組むブランド、世の中、そして業界をつなぐ「円環」となること。すべてを摩擦なくつなぎ、循環させ、社会に実装していく。その想いを、円の形をしたロゴに込めています。